nanakorobiyaokichanの日記

日々の生活の中から、残しておきたい出来事を書きます。

ノーガードな生活

転職入社準備のため、銀行に口座開設をしに行った。

 

丸の内オフィス街にある本店で開設する必要があるため、私服は流石に気まずいと思いスーツで出かけた。

現在の職業を書く欄があり、「無職」にチェックを入れた。屈辱的だった。今までは会社員とかける立場だったが、1ヶ月間だけど無職なのだから。無職という立場は、攻撃する武器も無ければ、自分の身を守るための防具もない状態。仮に誰かから、「仕事何してるの?」って言われ無職と答えたら、相当見下されるだろう。何か問題ごとが起きたら、真っ先に自分が疑われるだろう。そんな、自分を守る材料が無い状態にビクビクしている。だから、問題ごとなんか周りで起きて欲しくないと思っていた。

 

そんなことを薄々考えていて、昨日、ついに問題ごとが起こってしまった。郵便ポストに封筒を入れようと昼間に外に出たところ、保育園の前で主婦が子供の名前を呼びながら泣いていたのだ。近くにいるスーツきた男の人に尋ねたら、子供がいなくなったらしいとのこと。それを聞いた瞬間ゾッとした。気持ちの半分は子供に何かあったらどうしようという心配。もう半分は、真っ先に自分が疑われるんではないかという心配。こんな真っ昼間に、「どうしたんですか?」って私服で質問しにくる働き盛りの男は普通いない。みんな、男はこの時間働いている。別に悪いことしている訳ではないのに、むしろ一緒に探そうとしているのに、疑われる!!たまにニュースで見るマッチポンプ犯人扱いされそう(汗)と本気で思った。

 

結局、郵便ポストに行っている間に子供は見つかったようだ。良かった!また、違う意味でも良かったとホッとした瞬間でもあった。

 

決して、好き好んでこの状況になった訳ではないが、人生何が起こるかわからない。自分で行動起こして出来事が発生することもあるし、不可抗力で物事が進むことだってある。だから、地に足つけて、堂々と歩く必要があると感じた。周りでざわざわ騒いでいる中で、一緒になって慌てても、飲み込まれるだけだ。窮地に立った時には、一度冷静になって考えるように心掛けよう。あと、自分がマイナス思考の状況で、物事を先に進めるのはダメだ。